建物の構造によって違う耐震性の特徴
建物の耐震性は、法令に沿った基準で建てられていれば十分に保証されていますが、その構造によって補強の方法や基準を定める法令に特徴があります。
木造は、筋交いや補強壁によって耐震補強をしています。
その基準を定めた建築基準法は2000年に改正されましたが、それ以前に建築された建物であれば耐震検査を受けることをお勧めします。
鉄骨造は、構造材の粘りが揺れを吸収する働きをしますが、火災の発生により高温にさらされると強度が低下してしまいます。
建物に十分な耐震性があるかを判断するには、その構造による特徴なども踏まえた専門的な診断を行い、結果によっては補強工事を検討しましょう。
診断は、このサイトからメールなどで見積りを依頼できるので利用してみることをお勧めします。